君が居なくなってから、死後の世界とか魂の存在とかの本を死に物狂いで読み漁ったよ。
毎日毎日どうやったら君を感じられるか考えた。
霊能者にもみてもらったよ。
神社やお寺にも通ったよ。
だけど、全然君を感じられないんだ。
全ては気休めにしか過ぎなかった。
君がこの世に居ないこと。
もう君に会えないこと。
その事実だけが現実なんだよ。
教えてよ、君は今どこに居るの?
もう苦しんでないよね?
夢の中でもいいから会いたいよ…
君が居なくなってから、死後の世界とか魂の存在とかの本を死に物狂いで読み漁ったよ。
毎日毎日どうやったら君を感じられるか考えた。
霊能者にもみてもらったよ。
神社やお寺にも通ったよ。
だけど、全然君を感じられないんだ。
全ては気休めにしか過ぎなかった。
君がこの世に居ないこと。
もう君に会えないこと。
その事実だけが現実なんだよ。
教えてよ、君は今どこに居るの?
もう苦しんでないよね?
夢の中でもいいから会いたいよ…
君のために、こうしなさいとか、ああしなさいとか
君のために、これはよくないとか、それはおかしいとか
君のためにという口実でずっと子育てをしてきた。
結局、君のためだと思ってたのは、私の理想とエゴを押し付けていただけだった。
君は文句も言わず私の期待に応えようとしてくれてたね。
自分を傷つけて、鞭をうちながら、ボロボロになるまで頑張って…
君は限界まで頑張って、最後はこれ以上頑張りきれない自分自身の存在を消したいと言って旅立った。
毒親…
私が母親でなければきっと君は生きていた。きっとこんなことにはならなかった。
私が生まれたばかりに君を苦しめた。
本当にごめんなさい。
君がいなくたったあの日からずっと悪夢を見ているみたいです。
あの日、「いってきます」と家を出た君。
夜になっても帰ってこず、LINEをしても未読。携帯に電話をかけても電源が切られている。
嫌な胸騒ぎがして、気が狂ったように探し回った。
翌朝見覚えのない番号からの着信。
嫌な予感がした。
嘘、君が自死?なにが起こったの?
一体なぜ?どうしてこんなことに…
疑問とショックで頭が回らない。そして自責と後悔の波にどんどんのまれていく。
君のSOSを拾えなかった、暗黒の世界から救いだすことができなかった。
本当にごめんなさい。
棺に入った君は本当に寝ているようだった。
ドライアイスで冷たくなったその体に触りながら話かけた。
君の体に触れたのは小学生以来だよ。君は怖がりで小さいときはいつも一緒にお風呂入ったね。熱を出したとき、喘息の発作が出たときずっと背中をさすってたね。覚えてる?
お葬式はあげずに直葬した。
夢か幻か現実かわからないまま今日に至り、嵐のような感情の日々で、これが夢だったらいいのにと思う。
悪夢から早く目覚めてほしいと…