君の居ない世界

最愛の息子を自死で亡くした母のブログです。

君の最後の言葉

「もっと普通に、もっと楽しく生きたかった」


君が遺書の最後に書いていた言葉…


本当は死にたくて死を選んだんじゃない。


本当は生きたかったんだよね。


生と死のはざまで君は1人孤独に闘って、


希望より絶望が勝ってしまった。


君は生まれたことを悔やんだのかもしれないけど、


君が生まれてきたことは奇跡で、何よりも尊いんだ。お母さんはどんな君でも愛している。


なぜ、このことを今まで君に伝えてこなかったんだろう。


お母さんがもっとちゃんとした母親なら、君は今も笑って生きていたのかもしれない。


君は親不孝だと謝っていたけど、それは反対だよ。


お母さんが君を不幸にした。


本当に本当にごめんね。


もしも、また君がどこかで生まれ変わるならば、今度は生まれてきたことに感謝して、人生を謳歌して長生きしてほしい。


お母さんが全ての罪を被るから、


君は自分の人生を思いっきり楽しんでほしい。




君はいちばん大切な大切な宝物