君の居ない世界

最愛の息子を自死で亡くした母のブログです。

君の居ない世界の人気ブログ記事

  • 毒親

    息子を自死に追い詰めたのは、 母親の私だと思う。 子育てをする中で、息子に死以外の逃げ道を見えなくさせてしまっていた。 責任感が強く、クソがつくほど真面目で、純粋で優しい息子。 前に進むことばかりに焦点をあて、一休みさせること、逃げ道はあることを教えてこなかった。 1人で悩んで苦しかったよね? 世... 続きをみる

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  • 24歳の誕生日

    久しぶりのブログ更新です。 4月に沖縄に移住してから、初めてのお正月です。 そして、明日は息子の24歳の誕生日。 24年前のお正月、元気な男の子を授かりました。 お正月で親戚が集まっている中での息子の誕生は、皆から祝福され、喜ばれました。 最後に息子の誕生日を祝ったのは、息子が21歳のとき。 もう... 続きをみる

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  • いちばん辛い断捨離

    引越に向けて、休みの日は少しずつ断捨離をしています。  息子の物も全てを持っていくわけにはいけないので、少しずつ断捨離… これがまた凄く辛い。 息子の1つ1つの物に、去りし日の思い出がよみがえり、あの時はこんなことがあったなぁ…とか、あんなことをしてたなぁとか…楽しかったことを思い出しては1人微笑... 続きをみる

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  • 君に会いたい

    君が旅立ってから1年が経った。 まだ1年… もう何年も君に会っていないような気がするよ。 君がいた時は本当に1年経つのが早かった。 たくさんの年中行事で、あっというまに1年が過ぎた。 ヨチヨチ歩きの君が少年になり、気づけば青年になってて、 人の成長は、当たり前のことだけど、当たり前のことがいちばん... 続きをみる

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  • もうすぐ1年…

    君が居なくなってから、もうすぐ1年経つよ。 日に日に暖かくなり、桜の蕾も膨らみ始めた春の日の朝、 小鳥のさえずりとカーテンの隙間から差す太陽の光で目が覚める。 春の空気を肌で感じると、あの日、君が居なくなった日のことを思い出す。 3月22日。君はこの世からいなくなった… 桜が満開でお母さんがいちば... 続きをみる

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  • 君の居ない世界

    君が居なくなるなんて、 考えもしなかった。 生きているのがこんなにも辛いなんて、思いだにしなかった。 孤独と絶望の中で、ひとり全てを抱え込み悩み苦しんでいたんだね。 能天気な母は、君の命が危険にさらされているのに、気づかないばかりか追い込んでしまってた。 どれだけ君に謝っても自分を責めても、君はも... 続きをみる

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  • 第2章のはじまり

    息子が居なくなってから、私の人生は変わった。 この1年半、ずっと靄がかかっているような毎日を手探りで進み、時折、暗闇の中に突き落とされ、迷子の子どものように泣き叫ぶ。見えない息子の姿を探し求め泣き叫ぶ。 当初に比べ、心穏やかな日も増えたけど、急に当時の苦しい感覚に引き戻され、悲しみに打ちひしがれる... 続きをみる

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  • 叶わない願い

    私の中ではずっと、「息子が自死した」というより、「息子に自死をさせてしまった」という気持ちの方が強いです。同じ自死遺族でも、それぞれ抱えている背景は違うので、これはあくまでも私の場合です。もし、読んでいて気分を害された方がいたら、申し訳ありません。 まだ学生だった子どもを死なせてしまった。 まだ人... 続きをみる

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  • 生きることへの罪悪感

    君が居なくなってから、また季節が移り変わり、すっかりと秋めいてきました。 時の流れと共に、無機質だった感情も今では元のように喜怒哀楽を感じるようになってきました。 モノクロだった世界に少しずつ色がついてきて、だけど、 色がつくことへの違和感や嫌悪感が心の奥底にあり、生きていることの罪悪感が否めませ... 続きをみる

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  • 遺品整理

    引っ越しまであと半年あるけれど、少しずつ家の中を整理しようと片付け始めた。 問題は息子の部屋の片付けだ。 息子が居なくなっても息子の部屋はそのままにしている。 ベッドも布団も、テーブルの上も、本棚も着ていた服も、全てが息子が生前使っていたままにしている。 息子が使っていた歯ブラシもお箸も食器も何一... 続きをみる

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  • ここ数日の悲しみ

    2日前から息子を失った当初のような激しくて深い悲しみに襲われています。 まるであの時に引き戻されたかのような、発狂しそうな程の苦しみを感じています。 それは彼の遺した遺書を読んだからだと思います。 1年前、よく読めずにいた遺書を、1年経って再び読んでみようと思いました。 彼の死を受け入れることが出... 続きをみる

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  • 君の最後の言葉

    「もっと普通に、もっと楽しく生きたかった」 君が遺書の最後に書いていた言葉… 本当は死にたくて死を選んだんじゃない。 本当は生きたかったんだよね。 生と死のはざまで君は1人孤独に闘って、 希望より絶望が勝ってしまった。 君は生まれたことを悔やんだのかもしれないけど、 君が生まれてきたことは奇跡で、... 続きをみる

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  • 君のそばにいきたい

    君が居ないこの世界に、少しは慣れてきたのだろうか… 心と気持ちは置いてけぼりだけど、前のような日常的なルーティンを繰り返し、日々淡々とやり過ごしている自分がいる。 君の声はまだ耳の奥に残っていて、君の、はにかんだ笑顔も、まだ目の奥に焼き付いているけど、時間がたつにつれて、それさえも薄れていくのでは... 続きをみる

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  • 連日のマスメディアの報道について

    ここのところの芸能人の方の相次ぐ悲報に心が痛みザワザワしています。 きっと自死遺族でなければ、ショックを受けたとしても、こんなに苦しくて辛い思いはしていないのかなと思います。 テレビで報道を見るたびに心の傷がまたえぐられます。 あのとき、息子が亡くなったあの日に引き戻されるのです。 前に進んでいて... 続きをみる

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