戻れない時間
時間は未来へと進んでいるのに、君への想いは過去へ戻っていく
決して到達できない過ぎ去った時間・・・
君と共有してきた時間は、もはやお母さんの心の中にしかない。
君のことを想えば想うほど、胸がつぶされそうになる。
君との楽しい思い出までもが、思い出すと悲しくて辛くて切なくて、考えることができなくなる。
君の部屋のカレンダーがついに1枚になった。
君がこの世にいなくても時は無常に過ぎていく・・・
過ぎていく時間に相反して戻っていく想い。
「生きていればいいことがある」という言葉ほど、説得力のない言葉はない。
生きる希望が見いだせないから。
自分の命よりも大切なわが子を自死で失った母親に、どんな希望が持てるの?
自責と、後悔と、もう二度と会えることのできない悲しみを持ちながら残りの人生に希望を見出すのは、私にはできない。
遺された娘の手前、友達の手前、社会生活を送っている中で、自分の気持ちに蓋をして生きているのがやっと。
もし、許されるのであれば、自分の人生を早く終わらせたい。
これが誰にも言えない自分の中の正直な気持ち。
だけど、それができないから、天命が尽きるその時まで生きるしかない。
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