もうすぐ1年…
君が居なくなってから、もうすぐ1年経つよ。
日に日に暖かくなり、桜の蕾も膨らみ始めた春の日の朝、
小鳥のさえずりとカーテンの隙間から差す太陽の光で目が覚める。
春の空気を肌で感じると、あの日、君が居なくなった日のことを思い出す。
3月22日。君はこの世からいなくなった…
桜が満開でお母さんがいちばん好きだった季節。
お母さん、春なんて大嫌いになったよ。
桜を見ても綺麗だとは思えない。
桜を見て思い出すのは、あの日の君の後ろ姿。
異変に気づけなかった。
本当にごめんね。
新幹線に何時間も乗って、縁もゆかりもない場所で、
きっと君が最後に見たのは、綺麗な満開の桜。
その桜を見ながら君は何を想ったのかな…
過去という二度と到達出来ない時間の中で、
君の笑顔や、声や温もりを毎日毎日探し求めてるよ。
どうか君の魂が穏やかであるように、それだけを願いながら…
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