君の居ない世界

最愛の息子を自死で亡くした母のブログです。

人生の意味…

君が居なくなってから、半年経った今でも、


朝起きると君が居ないのは夢じゃなかったって、現実なんだって、悲しくて寂しくなるよ。


21年前、天使のような君を産んだとき、


君の小さな手がお母さんの人差し指を力強く握ったとき、


自分の命に代えてまでも君を一生守り抜こうと思った。


私の人生でいちばんの喜びは君と出逢えたこと。


人生でいちばんの悲しみは君を喪ったこと。


もはや悲しみという言葉では表現できないくらいの苦しみと痛み。


人生がこんなにも不条理で残酷とは、生きることがこんなにも辛いなんて、生きる意味や人生って何だろう…


君はまだ21歳の若さで自らの人生に幕を閉じた。


君が居なくなっても、この地球は回り続けてて、世の中は何も変わっていない。


時だけが無常にも過ぎていて、そんな時の波に、母さんは生きている限り身を任せなくてはならない。


その波の渦中で立ち止まることも、のまれてしまうことも、あったとしても

時の波には逆らえない。


君と一緒に進むことも過去に戻ることも出来ないけど、


残された人生を君なしで過ごすしかないんだよね。


母さんがこの世を旅立つ時、人生の意味が解るのかな…


君を喪った人生の意味を…


今度もし生まれかわるのなら、もう人間にはなりたくないや…


でも、今度は君を母さんの命に代えてでも守り抜きたいよ。