君の居ない世界

最愛の息子を自死で亡くした母のブログです。

悪夢を見ているみたい

君がいなくたったあの日からずっと悪夢を見ているみたいです。


あの日、「いってきます」と家を出た君。


夜になっても帰ってこず、LINEをしても未読。携帯に電話をかけても電源が切られている。


嫌な胸騒ぎがして、気が狂ったように探し回った。


翌朝見覚えのない番号からの着信。


嫌な予感がした。



嘘、君が自死?なにが起こったの?
一体なぜ?どうしてこんなことに…


疑問とショックで頭が回らない。そして自責と後悔の波にどんどんのまれていく。


君のSOSを拾えなかった、暗黒の世界から救いだすことができなかった。


本当にごめんなさい。





棺に入った君は本当に寝ているようだった。


ドライアイスで冷たくなったその体に触りながら話かけた。


君の体に触れたのは小学生以来だよ。君は怖がりで小さいときはいつも一緒にお風呂入ったね。熱を出したとき、喘息の発作が出たときずっと背中をさすってたね。覚えてる?



お葬式はあげずに直葬した。



夢か幻か現実かわからないまま今日に至り、嵐のような感情の日々で、これが夢だったらいいのにと思う。



悪夢から早く目覚めてほしいと…